子供の歯列矯正について考える インビザライン・ファースト
いつか必要になるであろう、わが子の歯列矯正
子供のうちに歯列矯正して、きれいな歯並びをプレゼントしてあげたい
親としては、そんな思いがあります。
そんな子供の歯列矯正の選択肢として新たに加わったのがインビザライン・ファースト
そんなインビザライン・ファーストについて考えてる。
インビザライン・ファースト特徴
インビザラインというと・・・
透明で目立ちにくい
取り外しが可能で衛生的などの特徴があります。
そんなインビザラインですが、今までは全て永久歯に生え変わっている10代の子供から始められる治療法でした。
混合歯列期の7歳~開始できるインビザラインファーストが、今年の春頃から日本でも始まっています。
大きな特徴として、歯列を拡大しつつ、歯を綺麗に並べることができるそうです。
この2つは、従来の子供の歯列矯正でも行われていますが、マウスピースの装着のみで拡大と配列ができる点がポイントかと思います。
子供の歯列矯正を考えるとき、もっとも重要なことが子供のやる気だと思います。
お子さんによっては、やる気がない やりたくない 装置が目立つのが嫌など
歯列矯正そのものにネガティブな方がいらっしゃいます。
やる気がないと治療はうまく進みません。
子供の歯列矯正を成功させるために最も必要なこと お子さんのやる気です。
こうしたネガティブなお子さん(特に装置が目立つのが嫌!だったり、ワイヤー矯正に抵抗があるお子さん)にとってはインビザライン・ファーストは有効かと思います。
食事とむし歯のリスク
ワイヤー矯正=むし歯になりやすい
ワイヤー矯正の場合、むし歯のリスクは高まります。
ですが、
ワイヤー矯正=むし歯ができる わけではありません!!
これは、インビザラインでも同様です。
インビザライン=むし歯のリスクが低い
ですが、
インビザライン=むし歯にならない わけではないのです。
例えば、インビザラインの場合、装着したまま食事ができません。水以外の飲み物でもはずす必要があります。
間食が多いお子さん、甘い物の摂取が多いお子さんにとっては、ストレスになってしまうかもしれません。
やむを得ず、装着したまま砂糖入りの飲料水を飲んでしまった場合ですが、歯が砂糖漬けになってしまいます。
また、唾液のむし歯予防効果も期待できないので、飲食回数が多かったり、スポーツドリンクを飲むお子さんにとっては向かないかもしれません。
もちろん、食後にはしっかりと歯磨きし、装着しなければなりません。
ワイヤー矯正でも飲食回数や砂糖の摂取によって、むし歯のリスクが高くなりますが、唾液の自浄作用が期待できます。
気軽に食事ができる反面、食後のブラッシングやむし歯になりやすい人は食事の取り方にも工夫が必要です。
自己管理
インビザラインは、装着時間が重要です。大人の場合1日20時間くらい必要なようなので・・・
食事と歯磨き以外の時間は装着しているイメージです。学校給食では、自分で外し、食後に歯磨きをしてまた装着する必要があります。
自己管理できないと、紛失の心配も。
破損や紛失時の保険があるようですが、親としてはここが心配ですね・・・。
おやつタイムどーする??
子供にとっておやつタイムは、楽しみな時間だと思います。友達と仲良くスナックタイム。そんな時間も、気軽にはできません。
そして、おやつ=甘い物が多いと思うのですが、子供がしっかりとおやつ後に歯磨きできるとは思いませんし・・・。
結論
目立ちにくく、取り外しが可能で歯磨きしやすいインビザライン。拡大と配列が同時にできる点でも魅力的です。
7歳ごろ~可能な装置ですが、装着時間を確保しつつ、生活するためには、お子さんの管理能力とやる気が絶対に必要と思います。
keikoU
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