ママ歯科衛生士の日記 

歯列矯正専門歯科医院で働くアラフォー歯科衛生士です。子育て中心、仕事、旅行・・・日々のできごとを書き残しています。

乳歯の抜歯 歯科医院で抜いた方がいい場合

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6歳の上の子は、急激に乳歯→永久歯へと生え変わっております。こんなにポンポン抜ける!?そして生えてくる永久歯のスピードの速さに日々驚かされております。

ついこの間、矯正装置を作る準備をした際に、私の職場へ連れて行ったのですが、その時には無かった永久歯がもう生えてきた・・・。いつの間に・・・。

Dr.へ相談すると、「これは早めに抜いた方がいいかもね!」との回答。

 

私「ですよね・・・!」また麻酔かぁ・・。嫌がるだろうな・・・と思いつつも、すぐに近所の歯科医院に予約を入れました。

乳歯は、自然に抜けたり、自宅で抜いたり、歯科医院で抜いてもらったり、色々かと思うのですが、永久歯が裏側(又は表側)から生えてきているのに、当分抜けそうにない場合は歯科医院で抜いた方がいい場合があります。

(そうでないケースもありますので、かかりつけの先生にチェックを。)

上の子は、右下B(前から2番目の乳歯)がグラグラしている状態でしたが、裏側から永久歯が頭を出してしまいました。

こういった場合、乳歯が自然に抜けづらく、抜けるまで時間がかかると永久歯の歯並びに影響してきます。

 

私も幼少期は、乳歯がなかなか抜けず、歯科医院にお世話になっていました。

その時、初めて歯科麻酔を経験。とても苦痛でした。

今では、針も細くなり、電動の機械だったり痛みは少なくなっているとはいえ、少なからず麻酔を打った後は違和感があります。

上の子は、既に麻酔を経験したことがあるのですが、5歳の時に粘液嚢胞を切除しました。唇の内側に麻酔を打ったので、とても痛かったそうです。

それに比べたら痛くないから!と本人を説得。

嫌がりながらも、抜くと言ってくれました。

 

今回、子供が乳歯を抜歯するまでの流れはこちらです↓ご参考までに。

 

①診察

お口の中を確認します。乳歯のグラグラの程度だったり、永久歯の生え具合だったり。むし歯や歯肉炎、お口の清掃具合などをチェック。

➁表面麻酔

注射の痛みを軽減するため、塗り薬をぬりぬりして、痺れさせます。これは、フルーツフレーバーが多いのですが、子供が言うには今回はリンゴ味だったそう。

➂浸潤麻酔

いわゆる歯医者さんの注射です。グラグラの乳歯周辺の歯茎に刺します。少し時間をおいて、2回に分けて注射をしました。

④抜歯

抜歯というと通常はペンチの様な器具で歯を引き抜くのですが、今回は乳歯がグラグラしていたこと、乳歯の根っこの残り具合などから 鋭匙を使って歯を抜きました。抜くというより、てこの原理で乳歯をグリっと押し出すようなイメージです。

鋭匙 参考イメージ

www.ydm.co.jp

 

➄止血

ガーゼをギューッと噛んで血を止めます。数分で止まりました。

 

 

子供は、やはり怖がっていましたが、2回目の麻酔だったこともあり、前回よりスムーズに終わり安心。

抜歯後は、麻酔の違和感のせいか「気になるー・・・」とブツブツ訴えていましたが、翌朝には何事もなかったかのように過ごしておりました。

 

親心としては、無事に抜歯が終わって安心。安全だとはいえ麻酔。アレルギーなどもありますので、親としては心配だったり。

子どものことになると、急に心配になるのでした。

 

keikoU